<1回目>
BPの代わりに重曹を使用してみる.
200度,20分. 重曹を使用したことによる色具合? 焼きすぎた? 冷や汗が流れる.
リハーサル1回目がこの状態では...粉のだまも気になる(見た目だけで食感では感じず).
なんだか目が詰まり過ぎている感じ. 重曹の味なのか苦味(?)みたいなものあり.
さくさくを通り越して,すこし水分が少なすぎ.味が・・えぐみが・・・
砂糖と酢が必要かな?
<2回目>
190度,15分. 側面を焼くために90度回転させて2分くらい. 焼きは十分.これでいこう.
小麦粉が粉状態で少しある.振りが少なかった? ミルクが少なすぎた?
やはり,味は,ちょっと粉の味が強すぎる. 重曹のせいもあるかなぁ??
小麦粉をこんなに続けて食べると気持ち悪くなってくる(苦笑....
いやもう、この段階で、重曹NGの決断はしたんだけれど。
<3回目>
重曹のえぐみを消すため,教えに従い溶かしバターに酢を10 cc 混ぜた.砂糖も15g入れた.
190度,15分. ミルクを入れすぎて(酢を入れた分ミルク減らすの忘れた),味噌とヨーグルトの
中間くらいの生地.トロントロンでスプーンですくって鉄板に.途中,10分の段階でかなり焼き色が
ついてきたので,アルミホイルをかぶせたけれど(扉を長時間あけたので,温度はかなり下がったはず)
そこからさらに黄色になっていったので,黄色くなるのはやはり重曹が原因と考えられる.
温度などの問題ではないみたい. 見た目がちょっとテロッとしてるなぁ.
砂糖を15gいれたくらいでは,甘さはほとんどなく,入れてないバージョンと変わらない.
重曹のエグミがとれているかは微妙.以前よりは多少まし.ミルクが多すぎたことも影響しているかも.
しっとりしているが,生地から想像したほどではなかった. 水分たっぷりだったので,粉のだまはなかった.
粉が残るのは,混ぜ方の問題ではなく,ミルクの量の問題と推察される.
<4回目>
そろそろ真剣になり、目の色変わり始めた4回目。 黄色いです!!!!
リハーサルの意味は、遠の昔になくなっちゃったけど。 あはは。気楽に純粋に実験。
材料は、小麦粉、バター、牛乳(+砂糖、重曹)しか入ってないんだから、そりゃ材料の味がするわよね。
そんな当たり前のことを再確認したある日。スコーンなど油分の多い目お菓子用に適するという小麦粉を
本番用に買ってあった。 お値段、通常のフツーの小麦粉の軽く5倍。 どんなもんかなーとね。
お宝品、オープン。 そしたらもー、えーえ”ーーっていうくらいオイシーでないのっ!!
粉よ、粉っ!! 美味しさを決めるのは材料なのっ!! ちょっと驚きの味の違い。
正直なところ、今までの重曹入りは、ちょっと・・・ご遠慮いただきたいレベルのエグミがどうしても拭いきれ
なかったんだけど、重曹だけが問題じゃなかった。 やっぱりお菓子にはBPだなぁと思っていたら、
粉の味も大問題だったのだっ!!! 粉の味が美味しいよっ! 粉がっ!!
さらに実は卵もちょっと入れてみた。 粉100gに0.5個も入れてないけれど。
黄色さは、それも原因。さらに、卵ってトロトロなのよね。ということは、生地がベトベトする(泣)
表面がツルンとならなくて、ロッククッキー状態。
焼き始めて4分後くらい。
CO2大放出で気泡デキまくりの、今まさに、ぷっわ~と膨らもうとしているその瞬間。
トビラ開けました。 生地の尖がり君を丸込むため、スプーンでペッチンペッチン叩きました。
手でもコネコネしました。 ぺしゃんこにしました(笑 そりゃ膨らまんわっ!!
ツンツンは、結局解消せず。 かなり丸め込んだけど。。。
感動の手触り。 綿菓子のようなメレンゲのようなシュワッシュワ。
おまけに温かくて、えもいわれぬ感触とは、こういうことを言うのだと思います。
また、やっちまいそうです(滝汗 ぐへへへへ。
スコーンに初卵IN。 卵を入れるとやはり、どっしりした味になる。
<5回目>
400g入りを買いましたので、まだあるのです。
高級小麦粉、卵入り、BPの代わりに重曹(酢をお忘れなく)、砂糖、牛乳の組み合わせ。
前回、学んだことを大いに活かしました。 砂糖大め、酢もたっぷり。
ナンニモつけなくても食べられるほど、きちんとした味(笑)がします。
卵と牛乳が余ったので、ココット容器にいれて、スコーンと一緒に焼いてみた。
お料理とは、手間をかけたら、その分だけ結果が出る。 打てば響く。 焼きプリン完成。
これでも十五分に美味しかったけれど、今度から余った液体分はプリンにしよう。
焼きプリン、レンジでチンとは明らかに違う食感。 これまたクセになりそう。
それにしても、この日、深夜に作っちゃダメだと思って創作意欲喪失のためにカメラを
持ち帰らなかったのに・・・はあぁ・・・・今までで最高の出来。記録しない訳にはいきません。
携帯って。。。。。。(泣 もはや同じものには見えません。。何ですか、この色は。
<6回目>
最後、王道の卵ナシで、この高級小麦粉でトライしてみました。
(粉:油分の比率を適合度以上にするためには、卵 を入れたほうがベター。
ALL牛乳にするなら、低脂肪ではなく、普通乳にすること!! もしくはバター大目)
素晴らしい腹割れ。 そして、今までの中で1-2位を争う見た目。 そりゃ、かなり頑張りましたから。
初めてスコーンを本気で作ったときと同じ行程で。 最終回のつもりで気合を入れました。
バターも小さく刻んだものでポロポロ状態から始めました。あー、ありえないほど面倒くさい(笑
一気に牛乳を入れないで、様子を見ながらちょびちょび。 見た目を決める決定要素ですから。
見事な厚さ。 そりゃ、焼く前からこれだけの厚さがあったというのがタネあかし。。
やはり粉の力は偉大です(砂糖もそれなりに入れるのは、かなり重要みたい)。
普通の小麦粉でスコーン作れなくなりそ。。。。(作りたくなくなりそ。。。。)
作るならね、、、美味しくなくっちゃね。。クロテッドクリームくんに申し訳ない。
ジャムさんにも申し訳ないからね。 それがSTさんのジャムならなおさらのこと。
作る回数を5分の1に減らしても、高級小麦粉使いたい。ちなみに400gで250円くらい。
うーんと、ハードパンを買うのを1回我慢しようと思います。
でも、この粉、油分の配合比率計算したら、炊飯器で蒸しパンには適さないんだなー。
蒸しパンには、油分いれないからねぇ。。。。 卵だけではどう頑張っても無理なのだ。
最後は、最後なので重曹じゃなくて、BPにしました。 やはりお菓子にはBPでしょう(笑
ところで、重曹、、、、、どうしましょうね? まだあるよ?
さて、最終回ですから、正統派でいただきましょう。 クリーム&シロップ。
初めてこのジャム状のメイプルシロップを買ってみたのですが、ヒットです。
ヨーグルトに、フレンチトーストに、スコーンに大活躍。 液体じゃないので使いやすい。
ポイントは実は、「白い物体」だったりします。 自作のクリームチーズ???もどき。
これまた、クリーンヒットどころか、これはこれは、ちょっと凄い感動でした。
教えてくださった方に感謝感激、あめあられ。 謎の正体は後ほど。
初めて「粉もん」を作り始めてから5ヶ月。 下手な鉄砲、数打ちゃ当たる??
やっぱりモノゴト経験です。 自分の手を動かしてなんぼの世界です。
学ぶことの多いスコーン(もどき)作りでございました。
今度は別のものにトライしてみたい。 これまた気が済むまで作り続けるのだ。うひ。
でも、次のは焼く型がいる。 まずは、型探しからだなぁー。
とうとうハンドミキサー投入かもしんない。。。。置く場所ない。。。(滝汗
、、、台所収納の5分の1(もっと?)を占領してる空箱は捨てたくない(泣
ハンドミキサー格納場所を確保できたら(笑)、プロジェクト始動だな。
さて、謎の物体は、水切りヨーグルト。
ヨーグルトを茶漉しにいれて、一晩おいたもの。
クロテッドクリームなどに比べて、カロリーが劇的に少ない。
無脂肪のヨーグルトを使えば、さらに低い。
クリームチーズと比べても、全然低い。 軽く半分以下。
さらにお値段も、軽く半分以下。
美味しさ、同等。 便利さ2倍。 感覚的CP5倍。
一晩おくと、これくらい水分が抜けていました。
この水は、普通に飲めますね。
ヨーグルトの容器にもよく書かれている
いわゆる「乳清」ですから。ホエーです。
そして水分が抜けると、これくらい分量が減ってました。
サワークリームみたいなお味です。
当たり前ですが。 もちろんクリームチーズとも言います。
マスカルポーネ系の酸味のあるチーズかな。
そりゃ、ヨーグルトですから。
コクのあるヨーグルトで作れば、もっと味が違うかも。
五十分に満足です。 大満足ですっ!!
とにかく、とにかく感動ですっ!! すばらしいっ!!
クロテッドクリームも、サワークリームも、クリームチーズも、
もう買わない。食べる分量だけ、食べたい時に作ります。