Nちゃん作成.
朝一に、Nちゃんが役員部屋に駆け込んできた。
「秘書さんとgastrologerさんのために
ロールキャベツ 作ったんですーーー!!! 」
タッパをパカッと開けた秘書さんと私。
向こう三軒隣まで聞こえていたに違いない悲鳴。
きゃーーーーァァァァァァーーーー!!!!
隣の部屋からは、何事ぞ!と課のお兄さんがやってきて、
廊下を隔てたお向かいの部屋からも、様子見にやってきたGさん。
朝っぱらから失礼いたしました。
だって、これはもう悲鳴ものでしょっ!!!!!
すーごーいーーー。
私たちって、愛されちゃってます。
Nちゃんの愛をしっかりといただいちゃいました。
すんごく美味しかったよーーーー。
ありがとーーー!!!!!
二人で、大興奮しながら、幸せなランチタイムになりました。
課の飲み会のとき、秘書さんが若いオトコノコを前に並べて
コンコンと何を説いていたかと言うと、、、、、、
本気度を知るには「ロールキャベツを作ってくれるかどうか」だそうで。
オンナノコの本気度を知りたかったら、
「ロールキャベツ作ってくれる?」と聞いてみぃ? と。
作ってくれたら、相当大事にしてもろてるでっ!
そんな話、初めて聞いた(笑 なるほど、激しく同意。
確かにー。 お料理の中でも、群をぬいて手間のかかるロールキャベツ。
切るだけのサラダに始まり、炒めるだけ、煮るだけのお料理なんて、
足元にも及ばない工程の多さ。
みじん切りしてー、こねて―、巻いてー、煮てー。
もう、ありえないというか、ケンカ売ってるレベル(笑
その前にさ、まずお料理を作ってあげようっていう壁もあるよね。あは。
一般的に、そんなことを言われた日には,
女A「へー、ふーん」 と聞き流し聞こえなかったフリをする
女B「ロールキャベツ好きなんやー、買ってくるわー」と話をすり替える
女C「はぁ? 寝言は寝てから言うてくれっ!」と突っ込む
女D「作ってくれ? へ? 作ってくれるんとちゃいますのん?」と聞き直す
というのが正しい対応です。
さて、私はどれでしょう(笑
でもね、例え作ったとしても、その大変さを分かってなかったら、
ありがたみがないよね。 まずは、自分で作ってその大変さを知ってほしいわっ。
ねー、ねー、ねー。
オトコノコたちはホエーと聞いていたけれど、絶対にその大変さを
分かっていないに違いない。
作ろうものなら、いかに大変かを懇切丁寧に解説してからじゃないと、食べてほしくないよね、
というのがロールキャベツ作成体験者の一致した見解です(^^;)
でもね、逆に言えばね、
大切な人のためなら、何の躊躇もせずに作れると思うよ。
大変さを分かってくれなくてもね、喜んで食べてくれるなら、手間なんて手間のうちに入らないよ。
隣の席のNちゃん。
「今度、作ってきます! お二人のためなら、ワタシ作れます!」
なんて殊勝なことを言ってくれちゃって。
オバちゃん二人は、本気にもせず、所詮お酒の席のことと、
「ありがと~、待ってるわ~♪♪ 大変やで~ぇ~」
なんて、のん気に言ってたら、、、、、
ビックリ事件というのが事の真相。
自称、お料理特訓中のNちゃん。
先日の別のお料理の失敗作の話を聞いた時には、
それはナイわーと、周りをどん引きさせてくれたのだけれど、
なんのその! 初ロールキャベツらしい。
めちゃくちゃ美味しかったっ!!
外食とか社員食堂とかじゃなくて、他人が作ってくれたお料理食べるのって、何年ぶりだ??
久々に 超感動 いたしました。
本当に本当にありがとう!!