阿闍梨餅
105円,お日持ち5日,物産展でたまーに出るくらい。入手は基本的に京都限定と言えるレベル。
つばらつばら
147円,お日持ち10日,物産展や、全国の支店などでも購入可能。
材料
食べ比べてみて初めて分かるこの違い。
二つとも、モチっとした生地で餡子が包まれているお菓子と説明されることが多いけれど、全然違う!!
この「モチっ」がポイント。
つばらつばらを単独で食べた時は、確かにモチっとしてるかなと思ったけれど、比較してみると、
まったくモチっとしていない。
極端に表現するなら、
阿闍梨餅は、羽二重餅を固くして、洋風生地風味にしたもの、つまり「餅」
つばらつばらは、ホットケーキに水分入れ過ぎて弾力が出た感じ、つまり「スポンジ」
見た目は同じだけど、土台と言うか、前提というか「物」が違う!
餡子は、両方とも粒あんで、甘さもそんなに違わない。
ただ、食感的に(たまたまかもしれないけれど)阿闍梨餅の方が粒感があって、皮と小豆の味と食感がある。 つばらの方は、漉し餡に近いなめらかさだけど、実は粒あんという感じ。 餡子だけを食べ比べで出されたら、分からないなぁ。
(出張先のため、ナイフがなく、持ち歩きスプーンで切ったため切り口が汚い)
万人受け、や、無難さ、でいうと、つばらつばらかもしれない。
けれど、京都土産として
京都らしさ、入手困難性、名前のもつ云われ、知名度
からいうと、圧倒的に阿闍梨餅に軍配が。
京都駅では、ハイシーズンの夕方には売り切れていることも多い阿闍梨餅。
なるほどー、納得。
ところで、
この日、食べ比べしたこと激しく後悔。
いつでもできるのに、どうしてこの日にしちゃったかなぁ。。。
すでにお腹がきつく、明日にすればいいのに、鮮度が命!と
頑張ってしまって、両方を半分食べた段階でかなりギブアップ気味。
完食した暁には、もう気分が悪くなるほどで(笑)、
文字通り、身体張って食べ比べしてるなーと自分のことながら、
その根性にちょっと引いてしまった。
しかも寝る直前で、そんな状態で熟睡できる訳もなく、
苦しいーぐるじいー、お腹が重いーと、うなされながらベッドインしたのでございますよ。